正月のおせち料理の意味とは

おせちとは、日本の伝統料理の一つで、正月に食べるお祝いの料理です。

重箱に重なっているのが一般的な形式であり、基本は四段重、正式には五段重と言われています。



家族で重箱を囲みながら、皆で分け合って食べます。

一昔前までは家庭で手作りしていましたが、昨今では店頭でたくさんの種類が売っています。重箱の中に入っている料理には、それぞれ意味があります。

たとえば、カズノコは卵の数の多さから子孫繁栄を祈る、黒豆はまめに暮らせるように無明息災を願う、紅白かまぼこは紅白で縁起が良い、栗きんとんは金運アップを願う、などが代表的な料理の意味合いです。

中に入っている料理は、地方によっては異なることが多いようです。
地方だけでなく、実は家庭によっても様々です。
結婚して相手の家のおせちを食べたとき、自分の実家とは違って驚く人も少なくないと言います。

これは、育ってきた家のおせちが自分にとってのスタンダードになっているからです。
世代間で受け継がれていく料理といっても良いでしょう。



おせちには、元旦から縁起の良いものを食べて一年の幸福を願うという意味も大きいですが、元旦から女性が働かなくてよいようにという意味もあります。



主婦の仕事、とりわけ家族の食事の用意は年中無休ですが、おせちがあらかじめ用意されていることで、女性が元旦から台所に立たなくてよくなります。

中に入っている料理の味が濃く、数日であれば保存が効くようになっているのはそれもあるからです。