便利な禁煙グッズとしてよく名前があがるのがニコチンパッチやガムです。パッチは病院でも出されることがありますし、市販されていて薬局でも購入することが可能です。これらはニコチン依存から脱却するために皮膚や口腔から少量ずつ摂取する方法であり、始めたらその日からタバコを止めなければなりません。口寂しさを紛らわせる方法としてとても優秀ですので、口寂しくていつも失敗してしまうという人には向いています。
価格もそれほど高くはありませんので、最初に試す方法としても良さそうです。それよりも更に優秀だとされているのが離煙パイプです。パッチやガムはその日からタバコを一切吸えなくなりますが、離煙パイプの場合には吸いながら止められます。離煙パイプの31本のパイプには番号がつけられていて、1番目はほんの少しだけニコチンがカットされるように設計されています。
番号が進むにつれてカット率が大きくなり、31番目になると95%のカット率になっているのが大きな特徴です。ここまで到達すると、タバコを吸っているのにほとんどニコチンを摂取していないことが分かります。一気にタバコを吸わなくなる方法ではありませんので、徐々に慣らしていけるのが嬉しいところです。吸いながらニコチンの離脱症状を抑えつつ自然にタバコを止めることができる方法となっています。
単純な仕組みのようにも思えますが、非常に画期的ですし、安全面にも優れていますので病院でも使われています。